昭和58年、5月。

人口の少ない小さな村。
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれる、雛見沢村。

例年よりも暑さの訪れの早い今年の5月下旬に、2人の少女と少年が越してきた。

弥白

弥白

福岡からこの雛見沢村へ、ただ2人だけでやってきた。

イトコ同士の2人は偶然似たような名前を付けられ、
偶然に親は自殺で亡くしたらしく、今まで2人暮らしで支え合ってきた。

福岡で色々あり、息苦しい生活から逃れる為に、この雛見沢へやってきた。


これから起きる

劇を知らずに……

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