キミ
□私が奪ったモノ
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遺跡のザナルカンドに到着し、最奥に進むと、以前シーモア老師から見せて貰った映像スフィアに映っていたユウナレスカが現れた。
すでに実体を持たない彼女の回りを飛び交う幻光体。
「さぁ、選ぶのです。希望のために捧げる犠牲を」
彼女はしつこい程究極召喚を求めてくる。
「いやです!」
私は使わない。
究極召喚を使った父さんは死んだ、彼の父ジェクトさんを犠牲にして…
今まで命がけで守ってくれたガードの皆んなを犠牲になんてできない。
そんなの間違ってるよ。
強く否定した私に怒った彼女は地面めがけて光弾を放つ。
すると光弾は地割れに姿を変え、まっすぐキミの元へと向かった。