キミ
□スイートタイム
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「あっ、おかえりなさい。」
シンとの決着の末二年もの間離れ離れになっていた私と彼。
彼に似た男性(ヒト)が映ったスフィアを見たのがキッカケで、彼を探すためリュックに誘われスフィアハンターになった。
彼の手がかりが耳に入る度今度こそ会えるという気持ちの高鳴りを抑えきれず、スピラ中を飛び回った。
そしてついに彼が私のもとに戻って来てくれた。
一緒に住むようになったが、まだ互いに遠慮しているのか、一緒に寝たことも、お風呂に入ったこともないまま早一カ月が過ぎようとしていた。