キミ

□愛しい人
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どうしたの?

おかしいよ…

どうしていつもみたいな明るい笑顔見せてくれないの?

「レン…」

レンってもう居ないのに…

彼の様子がおかしくなったのはレンの恋人シューインとヴェグナガンを倒した日の夜からだった。

二年前からムードメーカーと言われる程の明るい彼だったのに

全く笑わなくなった。

「あの…ティーダ?」

「……。」

彼は寝室のベッドに腰掛けただ一点を見つめているだけだった。
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