禁断
□憎いがゆえに
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「誰だ…おまえ…ブラック?じゃねぇ…」
俺の前に突然現れたロゼ色の髪をした男。
何故かしらねえが、こいつの気はブラックのやろうに似ている気がした。
「おや?貴方は…ベジットさんですね。少し髪の色が違う気がしますが…」
「てめぇ…否定しねぇとこみっと…ブラックだな!何の用だ!負けた腹いせか!」
こいつの考えが分からねぇ以上、油断出来ねぇ。
俺は咄嗟にかまえた。
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