04/05の日記

15:48
打倒!蓄膿!
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明日慢性副鼻腔炎の手術を控え、同伴の母と病院内のカフェで術前最後のコーヒーを頂く。
以前鼻骨骨折のオペをしてくれた先生だから、不安はなかった。入院の手続きを済ませ前回入れなかった個室へと足を運ぶ。
!!
なんじゃここは!
三人はゆうに寛げる程のソファーに丸テーブル。
トイレしかありませんと言われていたはずの扉の向こうにはデーンと置かれた浴槽。
「すみません。個室がここしか空きがなくて…」
申し訳なさそうに口を開く事務員さん。
いやいや、こちらこそすみませんと何故か謝ってしまった。
そして事務員さんに手首に患者の証明書ならぬ、証明バンド?をつけて貰い、晴れてこの部屋の住人になった。
今日はこれと言ってすることがない。病院内を徘徊し、道に迷い、一時間かけて部屋へと戻ってきた。
夕方、先生がひょっこり顔を出した。
「ユリさんがここ希望したの?」
と言われ、びっくりされたが、訳を話したら分かってくれた。
そして前回同様手術前最後の診察をうけ、鼻の最奥までフックで見られた。
もう恥じらいはなくされるがまま。
〜時の流れに身を任せ〜
のメロディが頭をよぎる。
それから夕食を済ませ、消灯。
グオーー!
!!
暗闇に轟く、轟音。
獣か!
目を凝らしてみるも見当たらない。
再び夢の中へ…
グゴーー!
!!
考えてもみなさい、病院に獣がいるわけ…
私のイビキだった。あまりにデカイ音だったのか、看護師さんが覗いてきた
すみません、看護師さん…私の鼻の中の猛獣でした。

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