土銀同級生同盟S
□2、教室
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「はぁー何か沖田君といるとろくなことない」
ガヤガヤと賑わう教室の静かな窓際で一人空に向かって呟いていたら、
元凶のその人がいた。
「そりゃぁ、悪かったですねィ旦那」
ニコニコと銀時に向ける笑顔とは裏腹に、その瞳の奥にはサディスティックな光が宿っていた。
「…沖田君、顔はいいのにね」
「何かいいやしたか?」
ガンッと銀時の頭の真横を殴ると、サディスティックな笑みを浮かべながら、ジリジリと詰め寄る。
壁には穴が開いていた。
「…何も無いです」
「そうですかぃ?ならいいですけど」
クスクスと笑いながら去っていく沖田。
誰のせいだと思ってんだ、誰の
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