SHORT NOVEL
□大好きだから
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ぴちゃぴちゃ
動く度に鳴る水音
自分の下にある赤い水溜まり。
血の水溜まり。
自分のとなりに転がっている骸は自分が世界で一番愛した人。
いとおしげに髪に手を置くとそっと唇に口付ける。
何度も
何度も
動かない相手の舌に自分の舌を絡めてはけして離れまいと抱き寄せる。
「これでお前は俺のもの」
END
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09/2/14
なんだこれ
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