SHORT NOVEL
□雨のち晴れ
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曇り空
雨の降りそうな危うい天気。
銀色を思う今日この頃。
「土方さん何ボーッとしてんでィ真面目に働けよ。」
「んだとコラ!!!仕事サボってる奴に言われたくねぇよ」
くだらない言い争いをしているのは土方と沖田。
「最近土方さん可笑しいですぜィ?俺がバズーカブッ放しても山崎がミントンしてても頭に入って無いようで」
「んなことねぇよ」
「恋ですかィ?」
ピクッと土方の肩が揺れる
「なっ何であんな野郎の事なんか!!!」
「そこまで言ってねぇでさぁ・・・へぇ土方さんって男色なんですねィ。ボソッ・・・ドン引きでさァ」
「おい聞こえてんぞ!!!つーかんなわけあるかァァァ!!!俺は断じてホモじゃねぇ!!!」
「ならいいんですけどねィ・・・フッ」
意味深な笑みを浮かべて自室へ帰っていった。
「何だ?」