Songs

□冬の秒針
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窓を揺らす12月の風
カーテン越しに見上げた朝日

きらきら光る世界は今の僕には意味のないもので
ゆらゆら揺れる足元にいつだって気をとられ

歩き出したらもう止まれないよ
そんな重い荷物はここに捨ててけよ


吐く息も白さを増して
秒針だけ無くした時計

くるくるまわる時間はいつだって僕だけ置いて
とぼとぼ歩く背中にいつの日か輝きを

見失ったらもうさがせないよ
そんな悲しい顔はすぐに消してけよ


フラフラ立ち上がってさそっと背中を押してやるよ
ヒラヒラ舞い落ちてくる雪が頬を撫でた

選び取ったらもう戻れないよ
そんな暗い気持ちはそっとしまってさ

歩き出したらもう止まれないよ
やっと流せたその涙は…

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