Songs

□雨宿り
1ページ/1ページ

あの日のことをふいに思い出す 今さらだって君が笑うんだ
歩道橋の下で何も言えないまま 過ぎてゆく時間(とき)を横目で流した

灰色に染まる世界が止まるとき,
やっと口ずさめたんだ あの唄を

僕らが歌うのは 傘が無いからさ 雨のせいにして 雨のせいでいいから


通り雨の道が跳ねる様に 僕らの気持ちも少し和らいでいく

溜め息ついてた日々には サヨナラ…
あの頃に戻れるならば よかったのにね…

僕らが歌うのは 傘が無いからさ 雨のせいにして 雨のせいにしたんだ


雨に濡れた身体に伸ばす手は もう許されないことだ
出した手が宙に舞う


この雨がやんだら 僕らは別々の道を選んでく
僕らが歌うのは 傘が無いからさ
雨のせいにした僕らの道は もうすぐ… 乾くころ…

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ