Card of SOUR

□4枚目:タッグ・バトル!
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サヨク「俺のターン…ベンチに1枚置く。ヤミラミのほりさげるで山札の一番上を見る。」
 サヨクは、そのカードをそのまま山札に戻した。
イッシー「………。」
サヨク「そしてヤミラミの攻撃、『かなしばり』でりゅうのいぶきを封じる!」
イッシー「ティアの残りHPは…10だ。」
ウヨク「フン…死に損ないの虫の息、だな。」
ティア「イッシー…さん…。」
イッシー「すまない、ティア…。」
 イッシーは顔を伏せる。
イッシー「俺のターン…。ティアに水エネルギーを付ける…。…ごめんな…ティア…。」
ティア「気にしないで下さい…。」
イッシー「ありがとう…。…ジュプトルに『サイコウェーブ』!コインを投げて表ならダメージを20追加する!」
 イッシーの投げたコインは…裏だった。
ウヨク「ジュプトルの残りHPは50。まだまだ余裕だ。」
ユイナ「油断してると、足下をすくわれるわよ?ま、敵の事は気にしないけど。」
ウヨク「フン、減らず口をたたけるのも今の内だ。俺のターン!ベンチに1枚カードを置く。ジュプトルでオオタチに『れんぞくぎり』!」
ユイナ「…いいわ。コインを投げなさい。」
 ウヨクの投げたコインは、3回が表だった。
ウヨク「30のダメージを追加。40のダメージを与える。」
ユイナ「残りは10ね…。」
サヨク「ヒャハハハハ!これで貴様らを倒すのは楽だ!二人とも残りHPは10だからなぁ!」
ユイナ「諦めなければ、まだ勝機はあるハズ!私のターン!」
 そこで、ユイナは悩む。
ユイナ「(とはいったものの…どうすれば勝てるのかしら…?勝算は…この、いきなり現われたイッシーによって変わってくる…。)」
 ユイナは山札からカードを引く。
ユイナ「(でも…諦めない!)…ヤミラミに『しっぽのいちげき』!ダメージは30!」
サヨク「ヤミラミの残りHPは20だ。」


イッシー
手札:4枚
バトル場:ティア
ベンチ:2枚

ユイナ
手札:8枚
バトル場:オオタチ
ベンチ:2枚

サヨク
手札:7枚
バトル場:ヤミラミ
ベンチ:1枚

ウヨク
手札:4枚
バトル場:ジュプトル
ベンチ:2枚


サヨク「俺のターン!ヤミラミのほりさげるでデッキの一番上のカードを見る!」
 サヨクはそのカードをトラッシュに置いた。
イッシー「…あんまりトラッシュし過ぎると、カードがかわいそうだぞ。」
サヨク「フンッ、カードに感情が無いのに、かわいそうなどあるか!」
イッシー「ふ、ふざけるな!カードにだって、心があるんだ!」
ユイナ「カードの報復によって負けるといいわ。」
ウヨク「サヨク、気にする事は無いぞ。」
サヨク「あぁ。ベンチに1枚置く!ラティアスに『かなしばり』攻撃!」
イッシー「ティアはきぜつだ。(ごめん…ティア…。)」
サヨク「俺はサイドから1枚カードを引くぞ。」
イッシー「俺はベンチからカラカラをだす。」
ユイナ「カラカラの…デルタ種?」
ウヨク「悪タイプか…。」
イッシー「カラカラに悪エネルギーを付ける!ヤミラミに『だだをこねる』!」
サヨク「だ、だだをこねる…?」
イッシー「この技は、コインを投げて表なら相手をこんらんさせる技!」
 イッシーの投げたコインは表だった。
イッシー「よし!ヤミラミ、こんらん状態!」
ウヨク「俺のターン!ジュプトルをジュカインに進化させる!」
ユイナ「じゅ…ジュカイン…!」
ウヨク「カラカラに『リーフブレード』!ダメージは40だ!」
イッシー「カラカラのHPも40。一撃できぜつだ…。」
ウヨク「サイドから1枚引かせてもらうぞ。」
イッシー「俺はこの…ティオを出す!…ユイナ…任せたぜ…。」
ユイナ「えぇ。…ジュカインで『しっぽのいちげき』!」
サヨク「しっぽのいちげきによるダメージは30…。」
ユイナ「残念ね。望むなら、コインを投げて良いの。そして、表なら80のダメージになる。裏なら…0だけど…。」
 ユイナの投げたコインは表だった。
ユイナ「やった!ジュカインに80ダメージ!」
ウヨク「ジュカインはきぜつだ。ベンチからデルビルを出す。」
ユイナ「私はサイドからカードを引く!」


イッシー
手札:4枚
バトル場:ティオ
ベンチ:0枚

ユイナ
手札:10枚
バトル場:オオタチ
ベンチ:2枚

サヨク
手札:8枚
バトル場:ヤミラミ
ベンチ:2枚

ウヨク
手札:6枚
バトル場:デルビル
ベンチ:2枚
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