Card of SOUR

□5枚目:太陽と月のカード
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サヨク「俺のターン…ズバットに草エネルギーをセット!ブースター☆に『どくのキバ』!ダメージは10!」
ユイナ「頼りないダメージね。残りは60よ。」
サヨク「どくのキバの効果で、コインを投げて表なら相手を毒にする!結果は…表だ!」
ユイナ「毒状態ね…。少し厄介だわ…。…あくまで『少し』だけど…。」
イッシー「…マジ?」
ユイナ「マジよ。」
イッシー「スゴいな…。…俺のターン!ベンチポケモンに水エネルギーをセット!ヘルガーに『ドラゴンクロー』!ダメージは40でキゼツだ!」
ウヨク「…サヨク。出すぞ。」
サヨク「!……あぁ。」
ウヨク「ベンチからルギアEXを召喚!」
ユイナ「ルギア!!」
イッシー「しかもEXか!!」
 ポケモン名にEXと付くカードは、通常より強力である。
 しかし、そのポケモンが倒された時、相手はサイドから2枚カードを引く。危険が身にまとうカードだ。
ウヨク「俺のターン!ルギアEXに水エネルギーをセットしてターン終了!」
イッシー「…技はまだ出せないのか…。…助かった…。」
ユイナ「一時の幸福ね。」
イッシー「何とか出来るのかなぁ…?」
ユイナ「何とかするのよ。」
サヨク「しかし、ダブル・エネルギーの効果でエネルギーはセット出来ない!」
ユイナ「けど、それは常識に捕らわれた考え方よ。」
ウヨク「だが、エネルギー不足では技は出せないぞ!エネルギー無しで何も出来ない!」
ユイナ「それは常識の話ね。私が常識を超えたバトルを見せてあげるわ!」
イッシー「乗り切るって言っても、エネルギーが無いと…。」
ユイナ「アナタはどっちの味方よ…?過去を破壊し、未来は創造されるのよ。過去の住人から見れば、未来は『まさか』の連続でしょうね。」
イッシー「…分かった。俺を驚かせてくれ。」
ユイナ「もちろんよ。手札からトレーナーのカード『ダウジングマシーン』を発動!」
ウヨク「手札を2枚トラッシュし、トラッシュからトレーナーのカードを1枚手札に加えるカードか。」
ユイナ「シャワーズとサンダースを手札からトラッシュし、ダブル・エネルギーを手札に加える!」
サヨク「…それこそ、常識に捕らわれた考え方じゃないのか!?」
イッシー「…もしかして、イーブイが場に出た時からこのコンボが完成していたのか!?」
ユイナ「そうよ!イーブイを召喚した時に発動した『しんかのきざし』は、相手にどのようなカードが出ていたとしても警戒させられるように『ブースター』・『サンダース』・『シャワーズ』を手札に加えた!そこから最も有効な進化をし、残りの2枚は『ダウジングマシーン』のコストにする!」
イッシー「す、すげぇ…。俺には出来ないほど高度なコンボがすでに出来てたのか……。」
ユイナ「トレーナーのカード『ダブル・エネルギー』を発動!手札から火エネルギーを2個、ブースター☆にセット!」
イッシー「ブースター☆には火エネルギーが4つ!ブースター☆の『かえんほうしゃ』は火エネルギー2個と何かエネルギーが1個付いている場合に発動可能だから、次のターンも続けて技を出せる!」
ユイナ「火エネルギーを1個トラッシュし、ズバットに『かえんほうしゃ』!ダメージ50よ!」
サヨク「ズバットのHPは50。キゼツだ。」
イッシー「よしっ!やったぜ、ユイナ!」
ユイナ「…ブースター☆は毒で10のダメージ。残りは50よ。」
イッシー「あ、忘れてた…。」
サヨク「俺は、ホウオウEXを出す!」
イッシー「ほ、ホウオウEX!?」

イッシー
手札:5枚
バトル場:ティオ
ベンチ:1枚

ユイナ
手札:7枚
バトル場:ブースター☆
ベンチ:1枚

サヨク
手札:10枚
バトル場:ホウオウEX
ベンチ:0枚

ウヨク
手札:5枚
バトル場:ルギアEX
ベンチ:0枚
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