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□君と僕の時間 ※
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「…う、ぁ、たじ…ま…ッ」
同じ空気を吸ってる事。
同じ時を過ごしている事。
俺で感じてる事、あぁ、なんて愛しいんだ、と…。
こんなにも、好きなんだ、と改めて実感する。
「花井、かわいい…」
「…うる、せっ…ッ」
あぁ、そんなに拒まなくてもいいのに、ホントは好きな癖に…。
シャツのボタンを外し胸の突起に触れるとビクンと花井の身体が震えた、
あぁ、その動きさえも―…、
「花井、気持ちイイ?」
「き、くな…ッ」
あぁ、必死に抵抗すれば、田島なんて直ぐに退かす事なんて簡単なのに、な。
それをしない俺は田島に抱かれてもいい…そういう事、だよな。
あぁ、俺は−…。
屋上に響く卑猥な水音−…
荒い呼吸−…。
あぁ、駄目だ、もがけども、俺は抜け出すことが出来ない。
…俺は田島と言う男に心底惚れるみたいだ。