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□君の居ない日
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昼休み、アイツは学校にいたのに、
部活には、居なかったんだ…。




「なぁ、三橋、田島は?」

田島と同じクラスの三橋なら、なにか知ってるんじゃないか、
そう思いながら問うと三橋はオドオドしながら俺に言った。

「あ、の…」

「え、何?」

「た、田島くんの、おじいさん、が…病院に、はこ、ばれ、て…」

「あ、あぁ…分かった、ありがとうな。」


そうか、爺さんが体調崩して病院にでも運ばれた…と言う所だろうか。
とにかく今日の部活に田島は居ない…。
なんだろう、この、物足りなさ…。


俺はそれを紛らわすかのように練習に励んだ。




……でも、やっぱり足りないんだ、
田島が俺にとって、こんなにも大きな存在だった…なんて。
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