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□君と僕の時間 ※
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俺の日課は昼休み、花井のとこへ行く事…!


君と僕の時間


教室のドアを勢いよく開け、お目当ての人を探し出す。
ソイツは他の奴等より背が高くて、坊主で、よく笑う……

…あれ、花井ってあんなに笑うっけ?
俺花井が笑ってる所あんまり見た事がない…ぞ?
しかも、一緒に話してる奴…阿部じゃねーか…。

「お、たじ 」

その言葉が言い終わる前に俺は教室から飛び出した…。







*






「何なんだ、アイツ…」
不思議そうに言う花井。

「あー…俺、田島に悪い事したかも、」

少し罪悪感に駆られる…。
俺だって好きな奴が俺じゃない誰かと話を、
しかも楽しそうにしてたら嫌だもん…。

「え、ちょ、なん……でっ?!!!イッテェ…!!!」

バシンと鳴り響く音。
早く追い掛けろと言わんばかりに俺は花井の背中を叩いた。
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