戦国(イクサ)の言葉
□過去拍手ログ(9/14〜20)
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「…幸村ー」
力なく声にだす。
その姿は、とてもあの独眼竜には見えない。
「…政宗様?」
「あいてぇー」
どこかぐったりとした主に、小十郎は首をかしげる。
「…どこか具合でも」
「あー…抱きしめてぇー」
「………」
どうやら具合が悪いわけではないらしい。
…と、なると。
「…また依存性か……」
「幸村ぁー……」
ぶつぶつとつぶやく彼に、小十郎は声を荒げた。
「政宗様!この場ではしっかりとした殿の姿を……」
「幸村がいなくちゃ始まらねぇだろー」
「……………。」
ついにキレた竜の右目は、ただひとりの主へ向かって叫んだ。
――今は宴の最中です!!
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政宗は幸村不足だとぼーっとしてるイメージ。