『とある日の竜族達・・・』

□とある夏の日の縁側
1ページ/4ページ

とある夏の日のイルヴァの家(仮)。

イルヴァ「・・・苦渋の選択でお前を再び呼んだのは他でもn…」

アムア「何でまた来ちまったんだオレ!・・・まぁいい、もてなしの菓子とか茶とかぁぁぁ暑い事だしアイスとかねぇのかYO!バカヴァYOー!!」

イルヴァ「そんなものは断じてない!帰れ暑苦しい!!あ、いや帰るな。」

アムア「なんなんだ!!全く・・・、相談ってアレか?またイナフ絡みか?」

イルヴァ「・・・う、うむ。」

アムア「悩むくらいなら絶交しろ!!!(殴)」

イルヴァ「うぐあ!(倒)いちいち殴るな!こういうのを確かDVと言うのだオノレ!オレは真剣に悩んでいるのだ!!!」

アムア「・・・〜〜〜前回は結局オレがいなくても何か解決したじゃねーか。今回はそーいうワケにはいかねぇのか?」

イルヴァ「話は一週間前に遡る。オレとイナフは毎日たとえ用がなくても何かと連絡を取り合っていたんだが、それがプッツリと音信不能になってしまったんだ。携帯も、携帯メールも、パソコンのメールも、電話も、テレビ電話も、手紙も、伝書鳩も、ポケベルも、Wi-Fiコネクションも・・・全て繋がらなくなってしまった・・・!!!なぜだ!!!」

アムア「どんだけ連絡取り合ってんだよ!!病気だよお前らああ;;;;・・・ってソレただ嫌われただけなんじゃないのか?www」

イルヴァ「違ァう!・・・オレは心配になってイナフの家に行って見たんだが、ドアの鍵は開けっ放し。部屋の中は荒れていて、何かこう、強盗が入ったみたいな・・・その時『もうこれ事件なんじゃね?!(笑)』って思ったんだ。」

アムア「笑っちゃってるよ・・・。で、警察には?」

イルヴァ「もちろん。その日のうちにすぐ警察署に向かって事を話して見たんだが、そこの、確かCCY警察署の翠部長(すいぶおさ)とやらが不真面目で取り合ってくれないんだ。・・・警察になんて任せておけん!!!(ドン)」

アムア「で、オレにイナフ探しを手伝えと・・・」

イルヴァ「頼むっ・・・!!今回ばかりは、オレ一人ではどうにも・・・!(俯き震える)」

アムア「・・・・わーかった、わかったから!協力するからメソメソすんじゃねーよ見っともねぇ!(呆笑」

イルヴァ「メソメソしていたんじゃない。お前の口の端についてる海苔について笑いを堪えていたんだ。今日の昼はおにぎりか?ぷっ・・・ぷぷぷ」

アムア「うぐおあああ貴様ああ真剣にやれゴルあアアア(ボコボコボコボコボコボコ…)」

<暗転>

イルヴァ「これはオレが独自に調べたことなんだが、イナフとの連絡が途絶えた日、丁度この囚人が脱獄事件を起こしている。きっとこいつが一枚噛んでいるに違いない!(指名手配の紙出し/腫顔)」

アムア「なになに・・・『世界征服を企むロゴドランデス、ラダリェオ。うまい棒を買ってくるだけだから!と叫びながら脱獄・逃走。』・・・ロゴドランデスかよ!!しかもちょっと変人っぽい!!〜〜もし本当にコイツが原因だったらオレ達じゃ到底敵わねぇだろ・・・コイツのすげぇ賞金首の額、どうすんだ、おい。」

イルヴァ「オレはイナフの為ならこの命、惜しくは無い。」

アムア「オレは惜しいです。」

コンコン・・・

イルヴァ「む、誰か来たようだ。イナフだったりしないかな・・・」

アムア「そんなバカことあるわけ・・・」

ガチャ!

イナフ「やっほーイルヴァー!久しぶり〜!!(抱)」

イルヴァ「い、いいいイナフーーー!!?!(涙)」

アムア「っああ!!;;なんなんだ、ったく!あああーこれで解決な。くだらねー!オレ帰るぞーー!」

ラダリェオ「邪魔だどけ!(ドカ!)」

アムア「って!(転)・・・・危ねぇな!・・・・んお?(指名手配チラシ見る)」

イルヴァ「ん?・・・・むむむむむm?」

ラダリェオ「なんだ!この分身野郎共、オレの顔に何かついてるってのかー?!?!(威圧)」

イルヴァ&アムア「お、おぎゃああぁaAAAaaAAAあああ!!だだっだだDA、脱獄囚〜〜!!!」

イナフ「えへへへ・・・(笑)」

<暗転>

イナフ「ラダリェオさん、紹介するよ。こいつがイルヴァで、こいつがアムアムさん。」

ラダリェオ「お前がイルヴァか、イナフからよく話は聞いている。青いってな。」

イルヴァ「それだけ?!オレに関してはそれだけなのかイナフー!?(涙)」

イナフ「で、この人がラダリェオさん。オレの父さんだぞ(にこ)」

アムア「父さんって・・・;;!(ああ何か前にイルヴァがちょっと言ってたっけな、イナフはロゴドランデスに育てられたって…。厄介な事になってきたぞ・・・帰りたい。)」

イルヴァ「お父さん息子さんをボクにください(ペコリ)」

ラダリェオ「どこの馬の骨ともわからん輩にイナフはやれん!帰れ!!」

アムア「(いやアンタが来たんだろー?;;;;)」

イナフ「いい加減にしてくれラダリェオさん!!オレはもう子供じゃないのよ!自分の幸せくらい自分で決めるわ!」

ラダリェオ「お前はこのチャラ男に騙されてるんだ!髪を青になんぞ染めやがって、赤にしてから出直して来いや!」

イルヴァ「オレは元から青です!あとチャラ男じゃないです!KC会社の社員かつ油田王です。」

ラダリェオ「だが断る!!!何度頭を下げられても断る!早く帰らないとお前の家に放火するぞ!」

イナフ「お父さんのわからずやーーー!!(涙/退室)」

ラダリェオ「わからずやはお前だー!ああいいとも出て行けーー!!」

わいわいがやがや♪

アムア「(えーっと、今度はなんの駄ドラマの実写なのかなぁ?・・・もうツッコまなくていいよな?スルーでいいよね・・・?)」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ