『とある日の竜族達・・・』
□仲良し過ぎる2人
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イナフ「やほおーイールヴァー♪」
イルヴァ「うむー♪お一ついかがですか〜♪(果実差出し)」
イナフ「わー美味そ〜っ!くれんの?いいの?」
イルヴァ「むしろイナフの為にセノルの市場で買って来たものだ。さぁ、外のものとどちらが甘いかな?」
イナフ「王都には何でもあるんだな〜(むしゃり)うめーv」
イルヴァ「美味いか、よかった。うむー!(満足)」
イナフ「あれ・・・、あれ?オレの身長、約この果物一個分イルヴァより小さいぞ・・・?どういうことだ?これは一体どんな怪奇現象だ?;;」
イルヴァ「(今更気付いたのか・・・?;;;)それは前からだったと思うぞぅ・・・???;」
イナフ「おかしいなぁ・・・、毎朝寝る前ラダリェオさんに背伸び体操手伝ってもらってるのに・・・こう、ぐいーって引っ張って貰ってるのに、絶対伸びてるよこれ勝ったよこれって思ってたのになぁー」
イルヴァ「ははは!オレが大きいのではなくて、イナフが小さいのだ。ヨークラートは小柄だというからな。」
イナフ「いや、でも・・・;え?!オレがイルヴァを、見上げる・・・だと・・・?!;;;」
イルヴァ「(今更ー?!;)なぜ背丈にこだわる。この世に弟より小さい兄など5万といるぞ。例えばとある錬金術師の兄弟とかー・・・そもそも!初めに年齢とか身長とか関係ないって言ったのイナフだぞ!『イルヴァ編』で言ってたぞ!オレは覚えているぞ!(えへん)」
イナフ「いや、それは、その時はオレの方が1.5倍高かったから清々しく言えたんだよ。なんか感慨深いなぁ・・・イルヴァの方がデカいなんて・・・・んー、仕方ないのかなぁ〜」
イルヴァ「ではこの機会に上下を交換してみるか?イナフがオレを『兄さん』と呼ぶvvvvちょっと複雑だけど新感覚でいいな(ドキドキ)」
イナフ「腸(はらわた)煮えくり返るほどムカつくなぁー(怒)」
イルヴァ「嘘です・・・・;;;(縮)この果実をバスケットごと差し上げるから怒りを静めてくれ;」
イナフ「よしー、いいだろう(頷)・・・・でも、くそー・・・!もっともっと背伸び体操してやるぞ!もう背伸び体操でムキムキになる程やり込んでやるー!(燃)」
イルヴァ「小さくても大きくても、イナフはイナフだ。外の知識はオレより長けているし、これからも頼りにしているぞ兄よ!うむ!」
イナフ「うん?オレがイルヴァに勝ってるの、もうそれだけなの・・・?;」
イルヴァ「まぁ現実、学術的知識と知恵と、剣術と腕力と戦闘力と、地位と、財産と人望とルックスと、身長・・・・は勝ってしまったからなv(爽)」
イナフ「・・・・・・・・・・ガーーッ!!(噛/怒)」
イルヴァ「痛ーーーーっ!;;噛まれたーーー;;(涙)」
イナフ「調子に乗るなバカヴァー!(涙)Wiiスポーツの腕はオレの方が上だぞー!!(あんまり誇れない項目)今日のお泊り会はもうキャンセル!!バカヴァなんて顔もみたくない!なにさーーーっ!(逃)」
イルヴァ「はっ;しまった;イナフが焦っているのが面白くてつい、いろいろと・・・!!;イナフーーー!!お泊り会までもキャンセルなのかぁー?!;;(追/号泣)」
イナフ「もう全部キャンセルだよバカあー!(怒)イルヴァを見てると自分が悲しいんだよおー!(怒)」
イルヴァ「のおおーーーーー;;;;イナフーーーーーー!待ってくれーーーーーーーー;;;おーとーまーりーかーい;;;(必死)」
・・・
イルヴァ「行ってしまった;;くぅ;!オレのばか・・・・・・(号泣)」
<物陰から>
ラダリェオ「ククク・・・この瞬間を待ってたんだ。」
レバン「そう、昼夜寝る間を惜しんでな。(暇人2人)」
ラダリェオ「ガングロ男と手を組むのは不本意だが・・・・・」
レバン「お互いの為に一時休戦にしてやるロゴドランデス・・・・ってガングロ男ってなんだし!!;;;」
ラダリェオ「おめーのことだ。死ね。」
レバン「あんたがイナフ殿の父上な・・・噂以上にムカつくが、ここはイルヴァのために、一つ、ガマンだ。頑張れオレ・・・」
ラダリェオ「よし、2人を絶交させるなら今しかない。じゃあそっちは上手くやるんだぞこのガングロ男。出来れば共に心中しろ。っていうか早く死ねやお前ら。」
レバン「しねーよ!;心中!;お前らがしろよ!;っていうかさっきから死ね死ねってなんなんだYOOOH!ガー!(怒)」
ラダリェオ「騎士のくせに礼儀のない餓鬼だ。では2日後、この場所でお互いの情報交換だ。ではな。死ね。」
レバン「(死ねって何〜〜〜〜〜〜(怒))」