NAMTA
詩.

――――――――――――
作詩・坊主 作曲・てっぺい
鐘(カネ)
おいでやおいで
兵供が夢の跡先謀りなれどお付き合い
おくれやおくれ
享楽悶える一抹の縁は稀罕

阿呆と阿呆が彙まりて月明かり匿す雲は鐘
阿呆と阿呆は首を振り月明かり匿す雲は鐘

今宵今晩吾は鳴きそれ故跳るは吾になく
今宵今晩吾は鳴きそれ故跳ってくれますか

一点始まる大河神の髪
泥水に流れる象無常かな
碧漢に住まう吾が躬に牙を嚮き
唯只抗うは理か

呑めや唱えや跳れや鬧げ
喫めや嘔えや跳れや鬧げ
兵供が夢の跡先
月明かり匿す雲は鍵

――――――――――――
作詞・坊主 作曲・てっぺい
解(カイ)
嗚呼風に消えた君害を蒐し害を殉め
迪かれた弧蓬の先辿り着いた答え脆く

旅立つ晁眼を噤じれば茲も焉に
瞼の裏鮮やかな乳呑み児抱き抱える事无く

迪み出した戚みは扣く事を赦さず
不器用に緝ぎ儚い現は泡

嗚呼懐い出して唏き咲い
背負う業幽く嚼み締めろ

吾懐う事毋かれ資格亡き努唯今

曷かの夢旅立つ晁眼を噤じれば茲も焉に
空蝉に取り残された孤影笑謔忘く事切れて

逝く場所はかの背か知る術は亡きもの
不器用に緝ぎ尊い常しなえよ

嗚呼懐い出して哭きロ喜い
霞む眼には誰映える

――――――――――――
作詞・坊主 作曲・ともキック
言の葉(コトノハ)
倫を違いし翁媼がはなし
累ねた歳華は知悉なく
ささめき交はす懐かしき蒼は
足らずも溢れて亦還る

懐い駆け巡り熱帯びる眼
押さえ込む事出来ず溢れる

言の葉汎き飛ぶサラサラと音を立て
崩れ如く皺面が汚く見える事も无く
風が刻を渫う蟠りを解いて
そっと瞬きした不透明な硝子の中
觸れぬよう

倫を違いし翁媼がはなし
累ねた歳華は知悉なく
ささめき交はす懐かしき蒼は
足らずも溢れて亦還る

懐い駆け巡り熱帯びる眼
押さえ込む事出来ず溢れて
痛み伴いし上下する瞼
執らえきれずに演れ零ち

歳如く事は歯痒いか

言の葉汎き飛ぶサラサラと音を立て
崩れ如く皺面が汚く見える事も无く
風が刻を渫う蟠りを解いて
そっと瞬きした不透明な硝子の中
觸れぬよう

阿呆孰觸れて演がせ透明な硝子嘘き
かくれんぼ十数えて駆け出したあの頃のまま
眼を醒ます事は无いけれど
それは同じかと震え止まらない唯
言の葉釈けてく

――――――――――――
作詞・坊主 作曲・大屋
邀える(ムカエル)
観照する  干渉する  観賞する抉りとって
感傷する  勧奨する  感情は無機質にて
悦楽至極恍惚密の味か
勧請(かんじょう)する  勧奨する  管掌する  干戈(かんか)する

観照する  干渉する  観賞する抉りとって
感傷する  勧奨する  感情は無機質にて
悦楽至極恍惚密の味か
勧請する  干戈し震える頬

深く潜れど  浮つく意識

踊れ縁袖触れ合う事も無げ
何れその躬朽ちて無に帰すのだろう

観照する  干渉する  観賞する抉りとって
感傷する  勧奨する  感情は無機質にて
悦楽至極恍惚密の味か
勧請(かんじょう)する  勧奨する  管掌する  干戈(かんか)する

深く潜れど  沈まぬ意識
邀える意志授ける器は無く曖昧に揺れる威恵

踊れ縁袖触れ合う事も無げ
何れその躬朽ちて無に帰すのだろう

観照する  干渉する  観賞する抉りとって
感傷する  勧奨する  感情は無機質にて
悦楽至極恍惚密の味か
勧請に溺れる


[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ