姫苺
□初雪と温かなココア。
1ページ/8ページ
「あ。雪…」
はらはらと舞う初雪は君が差しのべた掌に舞い降りる。
初雪
と
温かなココア。
しばらく怜奈の手を握ったまま雪に見とれて座っていた。
「鶉?」
目の前に怜奈の顔。
なんていうか…
「近いよ顔」
「あ、ごめん」
そう言って怜奈が少し顔を離す。
そのついでに自分も立ち上がる。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ