現代物

□君の涙に虹を見た…
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「その特訓の成果を見せてくれ」と。

すっかり古川の股間は立ち上がっていつでも準備万端です!!状態であった。

だって、そうだろう?

あんな千代の表情見て、あんなこと言われたら…辛抱溜まりませんがなっ!と古川は心の中で叫ぶ。

ぽっと頬を染めて、それから「うん」と東は頷いた。

一枚一枚、着ていた物を脱いで下着だけになってもじもじしていた東が、ふと横の古川を見ると、古川も下着一枚で若干照れたような顔をして東を見ていた。そしてよく見るとその下着は少し濡れて盛り上がっていた。

古川の下着のふくらみを目の当たりにして、東も股間に熱が集まり始めた。

ああ、ドキドキしちゃうな…。りょーくん喜んでくれるかな。そんなことを考えながら、全裸になってベッドに横になる東は、同じく全裸になってベッドに足をかけた古川の体をじっと見る。

「…いいか」

古川に聞かれて「うん」と頷き、そっと手に取った。熱く勃ち上がった性器を両手で持ち、東は自分の太腿に挟んだ。ぬるっとするのは古川の先端から洩れた液だろう。ぐちゅぐちゅと濡れた音を立てながら、東は必死で膝を擦り合わせた。

「んっ……」

その東の懸命な動きに古川も負けてはおられまいと、東の半勃ちの性器へと手を伸ばした。根元はぎゅっと掴んだまま先端を丸く撫でては、ゆるゆると上下に扱く。



「ち、千代…」

「…りょ、ぉくっ…」

あっという間に東は「ああんっ」と甘い声を上げて達してしまった。

それでも見上げたもので、膝から力は抜くものか!と東は、ぎゅうっと両膝を閉じて擦り合せている。

その強さに古川の額には汗が吹き出始め、さらに顔色が青から赤になっても…東は必死で足を閉じて擦り合わせた続けた。それこそ思い切り…。

嗚呼、神様。

ものには限度がありまして…いっくら勃起して硬くなっているとはいえ、ナマモノで血と肉と海綿体でできたとってもとっても繊細な部分。

が、東千代ノ介なのだ…素股というものを全く知らない。助言と自己練習だけでは加減が分からない。根は真面目でただ古川を喜ばせてやりたい、その一心でしたことで…。



「うぎゃあああああああーーーーーーーーーー」





二週間、公園で小さな子どもにバカにされてやじられながらも必死になって、ふんばり棒にかじりついたのだ。そのふんばり棒で訓練した東のふんばり力は、ちょっとやそこらのふんばりではなかった…。

千代ノ介の古川に対する愛がそれだけ、強かったということであろう。

それから一週間もの間、古川の性器は青く腫れ上がりまともに朝立ちすらできなかった。





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