□【2009年明け記念SS】変わらないもの
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陸遜「今年ももう終わりですね。皆さんにとってはどんな一年でしたか?」

張コウ「今年も二つの無双で私の美と武が咲き誇りました!」

曹丕「うむ、無双5に我らの列伝が追加されたのは吉報だったな。」

司馬懿「あれには私もかなり出演させて頂きましたしな。」

陸遜「で、でもあの曹丕殿の話は…その…私にとってはあまり…」

曹丕「何故だ?」

張コウ「曹丕殿、進歩がありませんねぇ。陸遜殿は、貴方が司馬懿殿に『お前のような奴が必要』だなんて言うから妬い…」

陸遜「ちょ、張コウ殿!やめてください本人の前で!もう…顔から火計しそうですっ…!」

司馬懿「本当に火の玉出すな馬鹿めが!記念対談の時くらい武器は置いて来い!!」

曹丕「ところで、再臨した遠呂智を滅したはいいが、倭国と融合した世界は戻らんのか?」

張コウ「そういえば…。でも戦が無ければ今の世界も存外、居心地が良いではないですか?」

陸遜「えぇ、私は三国時代の呉に戻ったら皆さんと敵になってしまいますし、遠呂智には感謝しています。」

司馬懿「…魔王に感謝してどうする。」

陸遜「ふふっ、感謝なら貴方にもしていますよ。」

司馬懿「わ、私に…か?」

陸遜「涼州で呂蒙殿を助けてくれましたよね。曹丕殿も、桶狭間で黄蓋殿を助けてくれて、ありがとうございました。」

曹丕「あぁ、そんな事もあったな。」

張コウ「融合世界とは何と美しい!国境を越えた友情や愛情が生まれ得るのですね!」

司馬懿「しかし陸遜、お前は何故に蜀軍にいた?」

陸遜「本編でなかなか関われない諸葛亮先生にお近付きになるためです!」

張コウ「司馬懿殿?顔色が優れないようですが…?」

司馬懿「おのれ…おのれ諸葛亮ーーー!!!!互いに特殊賞賛などしおって……開戦だ!!今すぐ蜀と開戦だ!!!!」

曹丕「私憤で乱世を再来させるな。陸遜もそこで即答しないことだ。」

陸遜「私、何かまずいこと言いましたか…?智を磨きたいだけなのですが…。」

張コウ「鈍感な君主に、勘違いですぐ激昂する軍師に、天然なのか腹黒なのか微妙な大都督…はぁ…イロモノばかりで大変です。」

司馬懿&曹丕「お前にだけは言われたくないわ!」

陸遜「くすっ。行く年来る年、相変わらずですね私たち。」

曹丕「ふ…この緩さが丁度良いのかも知れんな。」

司馬懿「変わらぬものも…あって良いのだろうな。」

張コウ「さぁ、新年の幕開けまで秒読み開始ですよ!いざ、優雅に・典雅に・美しく!」

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明けましておめでとうございます。
三國恋華〜宴〜は2009年もこの愛すべきお馬鹿4人組を中心に、妄想世界を邁進していく所存です。
引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

2009.1.1 氷咲&陸遜・張コウ・曹丕・司馬懿

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