ガッシュ
□どんなことをしても
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どんなことをしても
『清麿、すまぬ、すまぬっ! すまぬ、清麿……! 』
生ぬるい涙がボトボト落ちて、清麿の頬を濡らした。
拭ってやりたいと思ったが、今の清麿には、自分の力で指一本動かすことができない。
『清麿っ、清麿……っ! 』
そっと両頬に添えられた手が、酷く愛おしげに清麿の肌を撫でる。
泣き虫なところは成長しなかったなぁと曇った頭でぼんやり考えながら、清麿はゆっくり意識を手放した。
「清麿……すまぬ、すまぬ、……もうお主を人間界へ帰すことは出来ぬ……」
―――私と共に魔界へ来てくれ
END
そうしてずっと一緒に
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ガッシュが王になって戦いが終わった設定でお願いします。
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