彩りの水面
通常用の置き詩板です。
詩やその後書きを書く目的以外での書き込みはご遠慮下さい。
是非、皆様の詩をここに残していって下さいませ。
勉強させて戴きます。
蒼弦
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07/01(Thu) 08:30
空
ゆぅかり
┗蒼龍。
水面に
ぽっかりと
穴
まるで
この世を覗く
レンズのような
水面に
ぽっかりと
穴
太陽のような
月のような
すぐそばを
鳥が飛んでゆく
それを私は見送って
ゆっくりと歩きだす
レンズを崩し
太陽を
月を踏みしめて
たどり着くべき場所に
たどり着くために
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05/09(Sun) 17:55
春言葉
琴音
┣琴音
┗蒼龍。
桜の花びらの足跡が、
白い紙の上に踊る。
インクの黒い雫たちは、
僕の思い通りには
動かない。
紙から零れる
その言葉たちは、
ささくれた畳の中に
染みこんだ。
『春を語る必要はないだろう』
『春を残す必要はないだろう』
桜の花びらは
黒いインクに汚れた。
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