会長はメイド様!
□メイドが家にやってきた!!B
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くぁ〜っ
っと大きく伸びをして、むくりと起き上がった...
昨日は鮎沢が警戒してくれていたお陰で(?)一昨日よりは良く眠れた...
あぁ、でも体が痛いかな..
2日連続床に寝ていた為、体が少しズキッとした
あれ、まだ朝早い..
時計を見たらまだ5:00を指していて、まだ外も明るくなかった
結局余り寝れなかったのか...
起きてしまったのは仕方ない...
何となく鮎沢の寝顔が見たくてソファーに近寄った....
....ぅわっ可愛い〜/////
鮎沢めっちゃ可愛いv///
ヤバい...鮎沢こんな顔して眠るんだ...///
何の夢を見てるのかは分からないけど、幸せそうに微笑んで...
普段ならばこんな顔あまり見せてくれないのに.......寝るときはこんな表情するんだな...///
幸せそうに眠る鮎沢を見て、俺も口元が緩むのが分かった
朝起きて、同じベットに鮎沢が居て....こんな風に毎朝寝顔を見れたら幸せだろうな〜v
おはよう、拓海v...な〜んてにっこり笑って言われたら、俺幸せすぎて死んじゃうかもvv
そんなことを考えながらちょっと幸せな気分になる...
あ〜、おはようのキスとかも良いなあ....v
クスッと笑みが溢れる
今の鮎沢にしたら真っ赤になって怒るんだろうな〜...。しばらく口も聞いてくれないだろう...
儚い夢物語を想像してすぐに現実に戻る
早く俺のものになれば良いのに...という思いを訴えるかのように寝ている鮎沢をジッと見つめる
「............拓海...」
突然鮎沢が小さな声で呟いた
......寝言?
それにしても拓海って....俺?
寝ている鮎沢が俺の名前を呼んだので、俺も鮎沢の名前を呼んだ
「何?...美咲」
んん〜っと小さく唸り寝返りをうつ。
顔が横になり俺の方を向く...
「....ぇへへv」
ちょっと照れたように笑う寝顔がまた可愛くてドキッとする...
何の夢を見てるんだか...
クスッと俺からまた笑みが溢れる
何となく鮎沢の近くに居たくてソファーの傍に横になる
このままずっと寝顔を眺めていても良いんだけど、何となく今は鮎沢の近くで....出来れば隣で眠りたかった
「...大好きだょ、美咲」
眠りにつく前に、鮎沢の顔を見ながら優しく語りかける
鮎沢の顔がほんのり赤く、幸せそうな顔になったような気がした...