舞台は総人口二三〇万人弱、東京西部の大部分を占める巨大な都市。
その人口の約8割が学生ということから「学園都市」と呼ばれていた。学園都市の生徒たちは、超能力を発現させるための特殊なカリキュラムが組まれていて、その能力によって「無能力(レベル0)」から「超能力(レベル5)」までの6段階で査定されている。

主人公・上条当麻(かみじょうとうま)は、学園都市の高校生だが、その評価は落第寸前の無能力。
なぜなら彼の右手には、"異能の力ならなんでも打ち消す"「幻想殺し(イマジンブレイカー)」と呼ばれる能力が宿っていたからだ。
そして彼はこの右手のおかげで、"神のご加護"まで打ち消してしまい、常に不幸な人生を送っていた。
そんな夏休みのある日。
上条の部屋に、純白のシスターがいきなり空から降ってきた。
ありがち過ぎる天海に「ありえねぇ・・・」と上条当麻はつぶやくが、修道服少女はこう言った。

自分は"魔術"の世界から逃げてきた_と。

そして自らを「禁書目録(インデックス)」と名乗る。
ここは"超能力"が当たり前として認知された、科学の象徴である学園都市。
どう考えても偽名な少女のオカルト発言に、上条はいぶかしむが_

_次の瞬間。

二人の前に"魔術師"現れた。
その魔術師の標的は、会場の傍らにいる純白の少女インデックスだった。

異能を打ち消す右手を持つ少年の、少女を守る戦いが今始まった・・・!

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