□ーただ、安堵感ー
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耳を潰して安堵する
目を抉って安眠できる
ーただ、安堵感ー
そいつはあまりにも、嫌なガキだ。
姿が視界に入るたび
嗚呼、白眼が疼く。
声が聞こえるたび
嗚呼、耳が痒くて堪らない。
こんな薄っぺらい偽善に気付かずにいるお前が、ほっんと清々しいくらいに大っ嫌いだ。
俺の中に入って来るなよ
なにそんな必死に
なっちゃってんの。
格好悪。
ほんっと、キモチワルイ
なのに…、何故。
耳を潰しても、安堵できない。
目を抉っても、安眠できやしない。
ただ今は、あんなガキの…お前の手が俺に差し伸べられるのを待っている。
【あとがきもどき。】
うわぁ、なんか酸っぱい足立さんになってしまった。
甘くなかったら、苦いか酸っぱいしか書けない管理人(意味不。)
この足立さんは主人公が助けに来てくれるのを待ってます、マガツで…。