ブン太総受け
□インフルエンザ18禁(仁幸赤×ブン太)
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インフルエンザが流行る中、まだ一人としてインフルエンザで休むことのなかった立海大付属中学校
彼らは今の今までずっと油断していた
〜部活中〜
「インフルエンザなどとは…たるんどる!」
今日も一人、真田は部員を怒鳴り『病気など吹き飛ばせ!はぁっはっはっはっ!』と叫んでいる
部員は病気になって休んだらどうなるかみんな知っている
だから一人として休みはしない中……
「…ん?ジャッカルがいないな…」
いつも目立つ黒いスキンヘッドがどこにも見当たらなかった
そこへ赤也が
「ジャッカル先輩ならインフルで休みとかって聞いたッスけど」と言った
それを聞いた真田は『ジャッカルは嘘をつく男だとは思わん、だが病気にかかるなど たるんどる! 治った時にはグラウンド100周だ!』と言う
「かわいそうだな…ジャッカル…」
「仕方無いゼヨ、運命じゃき…ジャッカルの」
ブン太と仁王は休んでいるジャッカルを哀れみ練習を続けた
〜次の日〜
ツルッとピカっとしたジャッカルは今日も病欠
「ジャッカル桑原、病欠っと……あれ?真田はどこに行ったかな…」
幸村がいつも通り人数を確認し記入していた時、いつもならうるさいくらい聴こえてくる真田の声が聴こえてこないのに気づいた
そこへ、幸村の言葉を聞いた柳が来る
「精市、今日弦一郎はインフルエンザで休みだ
俺のデータは正しかったか、昨日から鼻をすする行動が見られた、体温の上昇も確認済みだ」
自分が書いたデータと共に真田の欠席を伝えた
それを聞いた野次馬が現れる
「何々?真田欠席かよぉ?」
「恥ずかしいのぉ、あんなに言っといて。プリ。」
「真田副部長口だけッスね」
ブン太と仁王と赤也だ
真田を嫌っている訳ではない
以前この3人が病欠した時
病み上がりの自分たちをハードメニューで練習させられたのを根にもっているだけだ
「昨日もあんなに言ってたのになぁ」
「なんやったけ…インフルとはたるんどる≠セったっけなぁ」