■記憶■
□取調室〜森川直治の場合〜
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森「つけるかーーーーーっ!!!いい加減にしろ!封も開けてないって言ってるだろ!!」
氷「なんだつけなかったの?」
森「そ…そんな残念そうに言われましても…」
哲「よっしゃ!じゃあ俺がつけたる!」
森「いらんわっ!!!」
氷「それがいいんじゃない?」
森「どうしてですか!?!?」
氷「いや面白いから」
森「…ひ…氷室さん…!」
哲「てか、もう面倒やし、報告書捏造して書いとくわ。お前がいるといちいちツッコまれて書けへんからもう帰ってええで」
森「それじゃあ何の為に俺が今まで…」
氷「そうだな。腹減ったし…そうしよっか」
森「氷室さんっ!?!?」
哲「ほなお疲れ3号!後の事は俺にドーンと任せとき!」
森「任せられるかっ!!お前に任せたらどんな人間に仕上げられるかわかったもんじゃないだろっ!!」
氷「ほら森川いくぞ〜。あと3秒以内にココ出ないとお前のおごりな。はい、3」
森「いきなり!?1と2がないじゃないですかっ!!ちょっ!氷室さんっ!待ってくださーーーい!」
哲「おつかれさんでした〜」
ガチャ
ドタバタドタバタ…
報告書
遠羽警察署捜査課課長殿
森川直治に対して行った取調べに関して以下の結果を報告します。
名前/森川 直治(アダ名/3号)
年齢/27歳 星座/おとめ座☆
友人/3人(恭ちゃん、俺、奈々ちゃん…俺らは友達なんて思ってへんでー)
好きなタイプ/真神 恭介(←料理上手なトコがたまらんらしい(笑))
趣味/モコモコしたウサギのぬいぐるみ(名前/リリアン)に話しかける事。あと金魚のフンの消滅までの調査。あとポエム。
座右の銘/メラニン色素が濃い淑女
感想/課長気持ち悪い。課長大きなお世話。課長はタンスの角に小指をぶつければいい
以上。
遠羽署捜査課 氷室 裕
特別捜査員 白石 哲平
取調室〜森川直治の場合〜
取調終了