東方黒狼録

□第一部
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その昔、色々な国に人や妖怪などがいた。


人は妖怪を退治し、妖怪は人を食べる。そういう、関係で成り立っていたらしい。


しかし、時が進につれ、妖怪達は1匹、また1匹と姿を消し始め、そしてこの世からいなくなってしまったらしい。


理由として恐らく一部の特殊な人間達が次々と妖怪達を退治したり、ある話では神が妖怪達を退治するなど色々である。

そして、今の人々は「妖怪なんて絶対に存在しない」など言っている。


しかし、俺は今でも思っている。


























「この世に絶対なんて有り得ない。」














東方黒狼録第一部






現世で黒狼は吠える
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