04/15の日記

16:20
白石
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■=主人公
■=白石
■=小春
■=財前
■=謙也
■=主人公の友人

※私が関西弁にまったく明るくないので怪しいとこいっぱいですすみません





「平気やって」

「なら平気そうにしてください」

「今日んなこと言うたのお前だけや。勘違いやろ」

「そんなことありません。誤魔化されませんよ」

「せやから、」

「マネージャーとして、皆さんの体調を見る役を受けている身として、譲る気はありません」



「…なにしてんすかアレ」

「蔵りんが具合悪いて彼女は言うてんねやけど、蔵りんは否定しててん」

「へえ…そないな風に見えませんけど」

「顔色も悪ないしねえ」

「つか何で敬語なんすか」

「あの子怒ると敬語やで?知らんかった?」

「あの人が怒ってるとこ見るん初めてっすわ」

「まあ滅多に怒らんわねえ」



「しつこいっちゅーねん」

「しつこくされたくなかったらさっさと帰って寝てください」

「ええ加減にせえって言うてんねや」

「どういうことですか」

「お前に俺の体の何がわかんねん。練習くらいなんでもない。ほっといてくれ」

「…そうですか。じゃあ私はここに居る意味ないですね。何の役にも立たないのに居座ってすみませんでした」



次の日

「…言い過ぎたわ」

「多分あっこに居た奴全員そう思うてるで。言い過ぎっちゅーかアレはもう酷いわ」

「なんも言えん」

「早いとこ謝り。ジャーマネなんも悪ないわ」

「自分でも何で譲らんかったんかわからん」

「風邪はどうなん?」

「悪化した」

「かける言葉もないな」




「な、なあ」

「病人が何か用?」

「今日一緒に帰ってくれへんか」

「私部活出んよ」

「俺もやから。帰り下で待っとる」



「え、なに喧嘩でもしてんの」

「さあ」

「久々やな。しかも珍しく白石くんのが悪そうやったやん」

「私的にはおあいこ」

「なんやつまらん。すぐ解決してまうな」

「だとええけど」

「毎度思うけどあんたら変なとこ意地張るからくだらん喧嘩なるねんで」

「おっしゃる通りで」




帰り道


「昨日はすまんかった。あないなこと言うつもり無かってん」

「わかってるよ。今度からは私も気をつける」

「なにを?」

「もっとナチュラルに休むよう誘導できるように。研究が必要やわ」

「敵わんなあ」

「ははっ。…でもちょっとは傷ついたから肉まんで許したる」

「軽い罪やなあ」

「白石は何がええ?」

「俺も肉まん」

「よし。んじゃあこれで終わりな」

「買うてくれるんか?俺はお前に非があるとは思ってへんのやけど」

「私は思ってる」

「悪いのは俺やろ」

「私かて…あかん、キリないパターン入るで」

「しゃーない、明日審判にジャッジしてもらおか」

「せやな。でも肉まんは食べたい」

「ほなら彼氏として奢らせてもらおか」

「肉まん彼氏かっこええわ〜」

「褒めてへんやろそれ」




審判=銀さん





イケメンは多分そういうこと言わない

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