01/17の日記
09:33
ベル
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「夕飯食べる?」
「ん」
「一緒に食べよーよ」
「ん」
「なんか機嫌悪い?」
「べつに」
「嫌だったら私一人で食べてくるよ」
「一人?スクアーロとじゃなくて?」
「なんでスクアーロが出てくるのよ」
「このまえ行ってたじゃん。二人で」
「あれはたまたま誘われたから一緒に行っただけで」
「誘われたら行くんだ?男と二人で」
「男って…同僚でしょ。同僚とご飯いくのおかしい?」
「なんでそんなに自覚がないわけ?」
「自覚ってなんの」
「オレの女っていう自覚」
「私ベルの女なの?」
「はあ?」
「だってそんなこと言ってくれたことなかったじゃん」
「言わなくったってわかんだろ。オレなんとも思ってねー奴部屋に入れねーし。」
「そんなの知らないよ」
「じゃあオマエは好きでもねー奴と何回もセックスしてたわけ?」
「わ、私はベルのこと好きだよ!でもベルが私のこと好きかなんてわかんないし、どういう関係なのか知りたかったけど面倒な女だと思われて捨てられるの怖かったし…」
「あーもう言わなかったのは悪かったから泣くなよ」
「うえ…っぐ…」
「メシ行くんだろ」
「うう…こうして涙で枕を濡らした夜を総合してイタリアンフルコース」
「さりげなく催促してんじゃねーよ…はいはいイタリアンな。」
「ベル、」
「なに」
「……なんでもない」
「オレお前のこと愛しちゃってるから捨てねーし面倒とも思わないよ。だから不安ならそう言えば?」
「は、い。ううっ…っえぐ」
「胸でも貸してやろーか」
「借ります…でもその前にこれが夢じゃないか確認したいから頭殴ってくれる?」
「お前馬鹿だろ」
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