短編
□あなたに送るプレゼント
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※気まぐれ連載の番外編
今日は２月１４日。
乙女の日と称されるﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ･ﾃﾞｰだ。
外国では男性から花を贈る日なんだけどね。
まぁ、私も一応女の子なわけだし。
今日は大事な弟の誕生日だし･･。
やっぱ、祝ってあげたい！と思うのは姉として当然の事で。
そして、未だに何にするか迷ってるわけで･･。
ﾊﾞﾚﾝﾀｲに生まれてくるあの子もあの子だけど。
ﾁｮｺを渡すかﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを渡すかで迷っている私も私よね。
去年はﾁｮｺを渡したんだけど、何かｲﾏｲﾁの反応だったし、
一昨年はﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを渡してもｲﾏｲﾁな反応だったし。
我が弟ながら、掴めない正確をしている。
まぁ、毎年そんな反応されると姉として何か納得いかないわけで。
今年こそは喜んでもらおうと意気込んだのは良いけど。
｢何にしようかしら･･｣
朝から雑誌を開きながら考えるも、一向に決まらず･･
｢ただいまー｣
考えているうちに部活から長太郎が帰ってきてしまった。
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