SHORT STORY2

心配??
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こんな夜中に… あっ…仁だ…

慌てて外に出た私…


仁「はぁ…はぁ…お前何考えてんの?」

『ごめんなさい…』

仁「はぁ…はぁ…どこ行ってたわけ?」

『亜紀達とクラブ…』

仁「達って…?」

『亜紀と沙凛…』

仁「だけ?」

『ぅん』

仁「なんでそういうとこ行くわけ??」

『ごめんなさい……』

仁「まじあり得ねぇんだケド!!」

『ごめんなさい…』

仁「心配すんじゃん……」

『ぅん……』

仁「帰るぞ これ着て?」

『いいの……?』

仁「ほらっ 冬にそんな薄着するバカいる?」

『だって…薄着のが可愛い…』

仁「それ以上可愛くなってどうするわけ?」

『ん………』

仁「そんな可愛い服着て行って俺以外がお前のこと好きになったらどうしてくれんの?」

『ごめんね…?』

仁「これからは禁止だからな?風邪ひくし」

『ぅん もうクラブにも行かないから…』

仁「クラブには行ってもいいょ 俺が一緒ならね(笑)」

『仁寒くない?』

仁「超暑いよ?」

『照れてるの?』

仁「はっ?照れる意味が分かんねぇし…」

『走ってきてくれたから…?』

仁「それ以外にある?」

『ありがと…』
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