BASARA短編
□熱血!武田道場!
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「政宗様、武田より使者が参りました」
「What?真田から?
・・・・OK、通しな」
しばらくして
通されたのは、迷彩がトレードマークの忍び。
「畔戸ちゃん、久しぶりー!」
『佐助?』
「ちょっとさぁ、俺様と来てくれなーい?」
そういって佐助は政宗の傍に控えていた畔戸の腕をとる。
さすが忍び。
行動が早い。
『うん?ちょ、ちょっと!佐助?』
「待ちな。
てめぇ、頭おかしいんじゃねぇか?俺が許すわけ・・・・
「龍の旦那も、来る?」
え?
*
「幸むるぅぅぁ!
ワシが用意した難関を見事超えてみせよ!」
「うおぉぉっ!
みていてくだされッ!!
この幸村、やってみせますぞぉおっ!!」
見事な斧さばきで一瞬にして建てられた建物。
当然のように双槍を振り回し、突っ込んで行く幸村。
それが彼の日課である。
「幸村よ。今日の試練、
果しておぬしに超えられるか」
熱血!武田道場!
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