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□吉報天下3
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何時か私、不登校になるんじゃないかな



「お母さん、今日私学校行きたくな…」

「お小遣い減らすわよ」

「行ってきます」



なんて酷い親なんだろう


娘の事いたわれやっ!!





私の両親は伊達さんが、私の為に転校して来たと知ると

娘の為に…!!
と何故か感動して伊達さんを(電話で)偉く誉めていた


てか、両親は伊達さんの性格知ってるのか…?

あんなルー語使う変態なのに。


しかもハニーとか…
おかしいきまわりない、

本当に変態って言葉あの人の為にあると思う



はぁ…


今日も溜め息を付きながら家を出る







「Good morning honey!」

朝からハイテンションな声がした







ヤバイ☆私いかれて来たかも



「あれー?幻覚かな?何故か伊達さんが居るように見えるなぁ、しかも声まで聞こえる」


「いや、幻覚でも幻聴でもないぜhoney」



そう言いながら私の肩を抱く伊達さん




そして残念だが肩には伊達さんの手の感触がある


つまりこれは、現実な訳で




神様、何故私は朝から伊達さんに会わなければならないのでしょう?


何だか私、何故が口癖になりそうだよ マジで



深く溜め息を吐くと、何故か伊達さんは目を丸くした


何?何時もだったら無理やりセクハラ働くのに





首を傾げて伊達さんを見上げると彼はそりゃカッコいい顔で微笑んでいて


「な、何ですか…?」


「いやhoneyが初めて嫌がらなかったな、と思ってよ」







なんで、そんな嬉しそうに笑うの








卑怯



ちくしょう







(不覚にもときめいちゃうだろっ)




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