一周年フリリク
□Bad mood!
3ページ/7ページ
美母「ふうっ、やっと邪魔者が消えたわね」
美「(笑顔が清々しすぎるよおかーさん…)…なんか今回の帰省、おかーさんおとーさんに随分厳しーね?」
美母「そう?言われてみればそうかもしれないわね」
美「言われてみればって…いつもは日本刀振り回したりはしないじゃん。せいぜい小刀突きつける程度じゃん(あれ?これも結構ひどい?)」
美母「何言ってるの、職場ではいつだって私の目の前に現れたら日本刀突きつけてるわよ」
美「…なんか初めておとーさんを可哀想に思った気がする」
美母「あのバカにはこれくらいが丁度いいの。何度言っても仕事中に私の前に顔出しに来るんだから」
美「へー、何しに行くの?」
美母「顔が見たかったとか危ない目に遭ってないか心配だったとか…余計なお世話だってのよあのバカ男!!」
美「(ハ、ハンガーがただの鉄の塊になってく…)そう言えば、おかーさんに仕事中のおとーさんの話聞くの初めてだよね」
美母「わざわざあのバカの駄目なところを口にして苛立ちたいと思う?」
美「…オモイマセン」
.