一周年フリリク

□disjusing!
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美「ねぇねぇ駆ー!駆に苦手なものってあったっけ?」


駆「何を突然言い出すのさ。完全無欠の僕にそんなものあるわけないだろ」


凛「…ブチ切れてる雲雀さんとかどーなんだよ」


駆「確かに面倒だけど父さんの行動パターンは読めるから逃げられるし。そもそも父さん、僕にキレることないよ」


光「駆、は…食べれない、ものが…多くは、なかった、か…?」


駆「それ苦手じゃなくて嫌いなものでしょ。嫌いなものは徹底して避けるから苦手と正面から鉢合わせることなんてないよ」


大「へー、なるほど、苦手と嫌いは違うって考えてんだな。勉強とかもそーなのか?」


駆「そうだね。嫌いな教科は白紙で提出するし」


美「うわ、それで数学満点とかすごいイヤミ」


駆「嫌な物に一切関わらなければ苦手なんて起きないよ」


美「むー、駆は基本スペックがいいからなー」


桜「あら、あるじゃないお兄ちゃんの苦手」


大「そーなのか?」


駆「僕心当たりないんだけど?」


桜「お兄ちゃんが逃げようが避けようが追いかけて来るひと、いるじゃない」


駆「…ねぇ、僕の苦手が思い浮かんだ上に嫌な予感がするんだけど…空はどこだい?」


美「空はねー、なんか今日中国からお客さんが来るとかで校門で迎えるんだって!!」


駆「…ちょっと本気で嫌な予感がするから僕もう帰ゴフッ!?」


イー「ニイハオvV駆ちゃん!!」





disjusing!



駆「…………どうして当たって欲しくない予感に限って当たるのさ…」



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