08/29の日記

01:04
目が覚めたら(以下略)A
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 はっきりしない頭のまま首を巡らすと、枕のすぐ脇にでかいコンクリの塊があり、その表面にはべったりと血糊が付いていた。
 よく見れば頭の下の枕も血みどろで、そう言えばなんだかズキズキと頭が痛くなってきた。

 貧血みたいに意識が遠退くに任せ、パラパラと辺りの壁から欠片が落ちる音を聴きながらも一度目を閉じる。
 ついでに短く祈りの言葉を神に捧げ、オレは爽やかな朝の空気を吸い込んで二度寝を決め込んだ。
 

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