09/25の日記

08:40
目覚めると(以下略)I
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『何故にお前の記憶力はそう局地的かつ突発的に上昇するのだ!!』

 いきなりそう怒鳴った角都の横っ腹?からいきなり火が吹き出て来やがった。
 よく見ると茶箪笥の戸みてーのが開いて、そっからゴウゴウと火が出てる。
 コレはアレか?
 アン中に頭刻苦がいるってのか?

「なぁ、角」

『とにかく! とにかく、だ! それ以外にお前がやった事と言えば……そうだ、いい加減酔いが回って寝ようとした俺の背中に薬だとか言って何かの軟膏を塗らなかったか? アレはどうした』

 何だか慌てた感じで捲し立てた角都は、コソッと側へ寄ったオレの鼻先でピシャリと茶箪笥の戸を閉めた。

「危ねっ!? コラ、コレどーいう仕組みになってんだ! 教えろっつーの!!」

『だから! 今はそんな事を気にしている場合ではないだろうが、この馬鹿! いいからあの薬の出所をさっさと吐かんか!』

「何だとこの妖怪プンスカ爺ィッ! って言うかなに取り調べモード入ってんだよ! あーめんどくせ、ハイハイ分っかりましたァ、包み隠さず白状致しますゥ」
 

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