10/16の日記

07:00
目覚めると(以下略)L
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『それは……どうやら俺にとっての快適な住居の条件が揃っているかららしい。この中には書庫まであるぞ』

 そんな風に言う角都の声はまんざらでもなさそうだ。

「だからってそんなナカにずーっと引きこもってるワケにもいかねーだろうがよッ! ……なんかオレ、オメーの心の壁見せ付けられちまってるみてーでちょっとだけさみしーぜ」

 でもまァいっつも煩い、黙れって言われてるから、たまには一人っきりにさせてやっかなー。

 そう思って取り合えず布団に戻って二度寝しようとしたオレの背に、角都のやけにシンミョーな声がぶつかった。

『飛段……』
 

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