ノベル

□主人公
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001

あなたは誰―??

名前は何―??

教えて―――。


ジリリリリリリリリリ―――――――――――
時間は8:33、登校時刻を過ぎてしまっている。
「これは……。悪夢か??それとも……。ただの寝坊????」
おそらく……ただの寝坊だと考えられないだろうか??主人公の低能な脳では…。
主人公は起き上がり、洗面台へと向かう。服も着替えずに1階まで行ってしまったではないか……。これじゃ、学校に遅刻する兼パジャマで学校に行ってしまうパターンではないだろうか??そうすると寝ぼけてるとしか考えがつかないではないか?? そのあと、気づいた主人公は服に着替える。着替えてる最中に除かれていてもしょうがない体制なのだ。起きてすぐに上半身だけを脱ぎ、ノーブラでタオルを肩にかけながら一階へと向かい着替えながら牛乳をグッッと飲む。この姿は風呂上りの姿ではないだろうか??しかも親父の……。
「ママ―。ご飯―」そう言うと主人公は席に着いた。これは主人公が天然なのだろうか??遅刻するというのにご飯を要求するとはあきれるだろう…。これは普通はパンを加えて学校へと登校するのだが……。それを聞きつけたのか…勘がさえてるというのか…。「パンを食べて少女マンガのように学校に行きなさい」と言ったではないか…。普通は息ができずに手でとり食べることになるが…。それを主人公はどうするか…いつ、遅刻と気づくだろうか??? 毎回のように遅刻の理由は右足から踏み出そうか左足から踏み出そうか…、迷ってて時間が過ぎてしまったといえば済むといえば済むが…。そのあとに職員室に呼ばれる。
「あれ―??この時計おかしいな―??動いてないぞ??まだ7:00じゃないか??」
馬鹿だ。馬鹿すぎる。
「まさか―――!!遅刻??? 携帯携帯!! 8:44――!!??」やっと気づいた。やはり低能だったという訳か??主人公は急ぎながら右足から出す!!そこは注目すべきでは無いが…。
タッッ「とおッッ!!!」なんとかセーフだと思うだろう…。それが入ったとたんチャイムが鳴ってしまったのだ。主人公は「アー遅刻だ。」という顔をして教室へと向かう――――――――。教室に行くと親友(中には違うのもいる)が主人公を迎える―――。
「おはよう」とそっけない挨拶をする親友もいれば―「goodmorning」と返してくる先生のいた。どちらにせよ挨拶はおはようという意味に繋がるであろう。
授業が始まり…、昼食の時間になった。友達の真美と由果と屋上でご飯を食べる。昼食をいただいている間に1人の男子生徒が近付いてきた。「そのウインナー、ちょーだい」と言ってきたのだ。すると主人公は「嫌だ」と答えた。親友は今のがチャンスだったのにという顔をしてきた。すると主人公は立ち、彼のもとへと走った。すると主人公は「待って、名前を聞かせて。」そう言えば主人公の名前を聞いてなかった。名前は―――星井唄。すると彼はニッコリ笑って「俺の名前は莢――」と言って去って行った。彼は何をしに来たのだろうか??

END

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