小説

□「塩ラーメン」
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“二大ヒーローインタビュー”の時に、何気なく私が言った
「美味しいよね〜あそこの塩ラーメン! あっ枢センパイも今度一緒に行きませんか?」
・・・・・の言葉が実現しちゃいました。
しかもあのメンバーで・・・





がやがや
街角にあるそのしがないラーメン屋に優姫たちはいた


「何でこいつまで・・・」
「何か言ったかな…錐生くん。僕は優姫に(←強調)誘われたから来たんだけど…嫌なら帰れば?」
「俺が行くって言ったら勝手に優姫がついてきただけなんで」
「ふ〜ん 別に僕は違う日でもよかったのだけれど」
「なら 玖蘭先輩が帰ればいいんじゃないんですか?」

賑やかなラーメン屋に一席だけ黒いオーラが漂っていた


「あーもうっ二人とも!!いい加減にしてください!」
零と枢にはさまれて自分の頭の上で繰り返される私闘に優姫は堪え切れなくなった
「せっかく皆でラーメン食べに来たんですから、仲良くしてください!」

「・・・ふん」
「はぁ・・・」
二人同時にそっぽを向いてしまう





インタビューが終わった数日後、零がラーメンを食べに行くって言うから、冗談で枢センパイも誘ってみたら

『いいよ・・・今日は夜間部もお休みだから』

・・・ってまさかのOKで
こういう状況になっちゃった。

でも…ま、いいか。 休みの日に枢センパイに会えるのは私も嬉しいし!
・・・でも 大丈夫かなぁ
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