小説
□「十年に一度の約束」
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‘十年に一度しか咲かないバラを見てきたんだ 今度咲いたら樹脂で固めて・・・・・・’
そう、枢お兄さまはまだ小さい私に約束してくれた
記憶がないとわかっていても 貴方は約束を覚えててくれた。
守ってくれた。
‘今度は優姫を連れて・・・’
そして、学園を去って十年たった今 貴方はまた約束を守ってくれた──・・・
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