FF7

□Heart
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「おかえりー」

クラウドの部屋に居座っているザックスがリビングからひょっこりと顔を出す

「……」

しかしクラウドからは全く反応がなく俯いたままドアの前で固まっている
どうしたんだ?とザックスが傍に行くとおもいっきりクラウドに抱きつかれた。
いきなりの事に驚いたが血の匂いがザックスの鼻を掠め更に驚く事になった。よく見ると擦り傷や打ち身の跡が沢山ある。


「おいっ…お前怪我して!!」

肩を掴み怪我の具合を見るため引き剥がそうとしたがそれでもクラウドは黙ったままでザックスの背中に回した腕にギュッと力を入れて返事を返した。

「はぁ…とりあえず怪我の手当てだな」

しがみついて離れようとしない無言のクラウドを抱えてリビングに向かった
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