OTHER

□ケチャップ(北南
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べちょっ



…ここは北大路の部屋だ。いきなり連れ込まれた、と思ってたんだが…なんだコレなんで俺こんな赤いの?
いやいや血じゃないぞコレなんでいきなりこんなもんかけられてんの?!

「おいィィィ!!何ケチャップかけてんだ北大路ィ!!」
「うるさいぞ南戸。そんなに血を流して性病か?」

何事もなかったように北大路はいつもように俺をからかう。

「いや、ちげーから!たった今お前がケチャップかけたんだろうが!」

北大路の意味不明な行動はまぁいつもの事なので放っておくとして、気持ち悪いケチャップを拭こうとしたら手を捕まれた。


「なにすん、だ」

ペロリ
生暖かいものが頬を伝う

「舐めとってやろうと思ったんだが?」

ペロッ
また北大路の舌が舐めとる。頬を伝う感触にぞくりとする。

「馬っ鹿!やめ…」

全てを言い終わる前に口をふさがれる。

「ん…ふっ、あ」

歯列をわって入ってきた舌に口内を犯される。ほんのりとケチャップの味がする。意識が薄くなってきたとき前に刺激を感じた。

「っは…触んじゃねェ、っあ!」
「そうか?ここは触って欲しそうだがな。舐められて感じたのか?」

くちゅっ くち…

既にトロリとした蜜を流しはじめていた南戸のそこを北大路は手で追い立てつつ胸の突起を舌で転がして遊ぶ。

「っあ…んぁ」

南戸は堪らないといった様子で北大路の肩口に顔を埋める。

「っや、ぁイクっ…」

ビクンッ

勢いよく北大路の手に白濁を出した。


「美味いな…」
「そん、なはずねぇだろ


イった後の余韻に浸っている南戸に見せつけるようにして手に付いている蜜を舐める。

「後ろはどうだろうな」
「っあ…」

一本また一本と中を掻き回す指が増え、感じる一点に刺激を与えてくる。
南戸自身はまた膨らみを増してきていた。

「っ早く…」
「何がだ?言わないと分からんだろうが」
「分かってる、くせにっ…」

指を引き抜き、キスをしてくる。ぜってーこいつ性格悪りぃだろ…あ、いつものことか。…畜生もどかしいな。

「っは…も、分かったから…」
「から?」

「……入れて、くれ…」
「やはりお前は淫らだな」「お前が言わせたんだろが!」

そう言うと自身を俺にあてがってきた。中に北大路を感じる。熱くて溶けそうだ。

「っはぁ…あァっ」
「…っ動くぞ」

口で返事を返すことができず、こくこくと頭を振るとゆっくり動きだした。南戸の前から流れ落ちた蜜で接合部分からずちゅっぐちゅ、といやらしい水音が部屋に響く。熱と音で頭がおかしくなりそうだ…。南戸は知らず知らずのうちにもっと快楽を求め自ら腰を振っていた。

「ひぅっ…っあ、もっと…」
「全く、だから淫らだと言ったんだ」

クスリと北大路は笑うと南戸自身を包み込み上下に扱きながら激しく動き出した。
「北…大路ッ」

もう限界が近いのか背中に回されていた手に力が入り小刻みに震えだした。

「待て。一緒にイクぞ南戸…」
「んぁ…っ」

ギリギリまで引き抜き最奥を突き上げる。

「っひぁ、あっ…あァ!!」「くっ…」

ドビュッと勢いよく南戸が自らの腹に精を吐き出すと同時に北大路も南戸の中で果てた。
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