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□昼寝(レジクラ
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「クライヴ先生ちょっと寝かして〜」



いつものように晴れ渡った日の昼過ぎ、保健室に愛用の羊の枕を持った男が入ってきた

「あーやっぱ涼しぃー」

「レジィ先生…今は授業中じゃないんですか?」

午後の読者、といっても今日はエロ本だったのだが邪魔された保険医は不機嫌そうに問い掛ける。

「授業は昼寝にしてるんで大丈夫でふわぁ…」

大きなあくびをしながら保険医の了解を得ないままモソモソと備え付けのベッドに潜り込む

「あ、オイ!勝手に寝るなアァア!!出ていけ!」

レジィが一度寝たら起きないということは子供達から聞いたことがあったので保険医はこのまま長居されたら困ると布団を剥ぎ取ろうしたが逆にレジィに腕を掴まれてしまった。



「帰…っんぅ!?」


帰れ!と言ったはずなのに声が出ない。しかも何だこの自分の唇にかぶさるものは。どうしてこんなぼやけるほど近くにレジィの顔があるんだ?

「…っぶは!…な、なな゛アァアァァ?!」

レジィにキスをされているということをやっと理解した保険医は力いっぱいレジィを押し退けた
反射的にか保険医は自分の唇を手の甲で押さえ後退りしていた
こいつ一体なにをしやがったんだ正気か?俺は男だぞしかも女の子が大好きな!まさかこいつそっちのけが…!などといったことが保険医の頭の中を駆け巡るがレジィからの次の反応が全くない。


「……?」




「……………ぐー…」



…寝てやがる!!!

畜生ブッ殺す!!なんでこんな奴にドキドキさせられんといかんのだ!!





……アレ?
…ドキドキ?

男にキスされてテンション下がるなら分かるが俺は今何と言った?
しかも何でこんなに顔が熱いんだよ!


「畜生!!」


バシッとレジィを頭を叩いてみたが起きる気配はなくムカつくぐらい気持ちよさそうに眠っていた。





END

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