DREAM L

□09 急激に進む時間に反比例する私
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2009年12月18日





丸三日かかった
目は疲労を訴えていて、鈍い痛みは頭全体に響いている

気分は最悪



狭い部屋に容量オーバの煙が余計に目を乾かせたが
これがなかったら今頃 崩壊しているだろう

苦手なことばかりに支配された
打鍵してセキュリティを掻い潜るのはなんら問題ないが
大して画面の性能に拘ったわけではない目の前のそれは

見続けるのは 困難だ

流れ込んだ大量の情報を 一字一句違えることなく記憶はできるが
それを整理してまとめるのには大量の精神力が必要で



熱をもったパソコンに気に配る前に、私の思考をどうにかしたいものだ

無力だと感じた
何かきっかけがないと繋がらない記憶の破片は、ばらばらのまま頭の中を駆け巡っている



何を選んで 何に絞っていいのかわからないが
とりあえず
高田 清美、と新しくひっかかった魅神 照
捜査本部からはそれに繋がるものはまったく まったく無かった






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