小説

□黒い炎



初めて会った時からそうだった。

「私は直江兼続。宜しく頼むぞ三成!」


声はとても大きくうるさかったが
その整った顔立ちに全く曇りの無い笑顔を浮かべたお前を…

見初めてしまった。
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